2025年12月5日金曜日

直感として

 インフレになっても、実質賃金の伸びが追いつかない、と散々いわれるが、そもそも経済成長もしてないのに、企業の本質として、名目物価上昇率を上回る実質賃金の上昇なんて、出来るわけがないと思うんだが。

そこらへんは、公認会計士さんとかのほうが詳しいかもだが。

そして、経済成長というのは、政府のバラマキや、金融緩和によって成し遂げられるものではなく、企業がリスクを取って投資をすることが大前提のはずだ。

そして、そこに、金融機関が介在して、家計の貯蓄が、企業の投資へと振り向けられることこそが、今の日本経済に求められていることなのではないか?

(以下、Googleの生成AIの回答)


💡 最初の質問(インフレと実質賃金、経済成長)への回答

最初の質問で提起された、**「経済成長がない中で、名目物価上昇率を上回る実質賃金の上昇は可能か?」という疑問、および「真の成長に必要なのは企業のリスクテイクと資本の効率的な循環ではないか?」**という論点について、包括的に回答します。


1. 実質賃金上昇の構造的な限界

ご指摘の通り、経済成長(実質GDPの増加)を伴わずに、名目物価上昇率を上回る実質賃金の上昇を持続させることは、企業の本質として極めて困難です。

  • 実質賃金上昇の原資: 企業が従業員により高い実質賃金を支払うための原資は、企業が生み出す付加価値(売上から原材料費などを引いたもの)の増加、すなわち生産性の向上実質経済成長です。

  • 現状の課題: 日本の現状のように、生産性の伸びが鈍い(実質的な付加価値のパイが増えていない)中でインフレ(名目物価上昇)が起きている場合、企業はコスト増を価格に転嫁(値上げ)しているだけであり、実質的な収益力は向上していません

    • この状況で実質賃金を上げようとすれば、企業の利益を圧縮するか、内部留保を取り崩すしかなく、これは持続可能な戦略ではありません。企業は将来の投資体力を失い、かえって長期的な経済成長の芽を摘むことになります。

  • 健全なサイクル: 本来、実質賃金の上昇は、イノベーション設備投資による生産性の向上を経て、企業の実質的な付加価値が増加した結果として生まれるものです。


2. 経済成長の真のドライバーは「企業のリスクテイクと投資」

「政府のバラマキや金融緩和ではなく、企業がリスクを取って投資することが大前提」というご見解は、マクロ経済学における**供給側(サプライサイド)**の成長論として、核心を突いています。

  • 財政・金融政策の役割: これらは主に需要を喚起し、景気の落ち込みを防ぐための手段です。経済を一時的に下支えすることはできても、持続的な成長に必要な生産性の向上や技術革新自体を生み出すわけではありません。

  • 真の成長の源泉: 持続的な経済成長は、企業が将来の需要を見込み、設備投資、研究開発(R&D)投資、人材育成などのリスクを取った投資を行うことで、**供給能力(潜在成長率)**自体を拡大することによってのみ達成されます。


3. 家計の貯蓄を企業の投資へ振り向ける必要性

現在の日本経済が抱える重要な課題として、「家計の貯蓄が、金融機関を介して企業の投資へと効率的に振り向けられること」が求められている、というご指摘は完全に正しいです。

  • 資本配分の非効率性: 日本の家計資産の多くは低金利の預金に留まっており、企業の成長を支える**リスクマネー(株式や成長分野への融資)**として十分機能していません。

  • 必要な循環: 経済成長を再起動させるためには、以下の**「貯蓄・投資の好循環」**を確立することが不可欠です。

    1. 家計が、将来の成長への期待に基づき、低リスクの預金から成長投資(NISAなどの活用)に資金を振り向ける。

    2. 金融機関が、その資金を健全なリスク評価に基づいて、成長性の高い企業新規事業へと供給する。

    3. 企業が、供給された資金を元手に生産性を向上させる投資を行い、付加価値を高める。

    4. 付加価値の増加が実質賃金の上昇につながり、再び家計の貯蓄・消費力が高まる。

要するに、日本経済が「インフレだが実質賃金が伸びない」という悪循環から脱するためには、金融政策賃上げ要請といった対症療法だけでなく、企業と家計が一体となってリスクを取り、資本を効率的に成長分野に振り向けるという、成長戦略の実行こそが不可欠となります。


この構造的な課題の解決策として、具体的に**「日本企業がリスクを取って投資を行うための具体的な政策や規制緩和」**について、さらに詳しく議論してみたいテーマはありますか?


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