宮城県知事選、まさかの参政党神谷敵前逃亡。
ローレンス綾子氏では最初から厳しかったかも知れないが、それを承知で擁立しようとした、ということは、その時点ではよほど自信があったんだろう。
しかし、和田政宗氏に念書書かせて引き下がる、というのは、参政党にとってマイナスの印象は拭えない。
それならば、敗北覚悟でローレンス綾子氏を推したほうがまだマシだったのではないか?
それは、神谷本人が水道事業問題で「白黒つけよう」と言った手前、負け(黒星)がハッキリしてしまうから、避けたのだろうが、敵前逃亡するくらいなら、まだ正面から勝負して負けたほうが、印象は遥かに良かっただろう。
「反グローバリズム」を掲げながら、具体的な政策の落とし所が曖昧だった同党にとって、宮城県の水道事業は、ようやく、具体的に何がしたいのか見えたところだったから、神谷の事実認識の誤りを認めたうえで、しっかり政策提言したほうが、印象としては遥かに良かった。
それならば、イデオロギー論争ではなく、具体的な政策の勝負になったし、有権者からしても、政策論争では負けたとしても、敵前逃亡よりかは遥かに印象は良かったはずだ。
とにかく敵前逃亡は最悪だ。
結局、勢いで言いたい放題言っていたが、「反グローバリズム」の理念を、しっかりとした具体的な政策に落とし込めていなかったことがハッキリしたし、さらに言えば、そもそもの「反グローバリズム」も、それ自体生煮えだったと批判されて当然だ。
結局、トランプ大統領の真似ごとでもしたかったのか?
トランプ大統領は、なんだかんだで具体的に政策を実行しているぞ?
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