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「不道徳的倫理学講義」 古田徹也 ちくま新書

うん。 また人生 面白くなってきた。 選択肢を考え尽くした、と 思っても、 思いも寄らない 手段を 教えてくれる 友人がいたりする。 中年にもなれば、 ある程度 自分の「型」が 出来て、それに 頼るのは当たり前なんだけど、 どこかで 「運」の入り込む 余地を残しておく、 あるいは、 人生から「運」の 要素を排除し尽くすことは出来ない。 だから、人生は 面白い。  https://www.youtube.com/watch?v=1FYokoOzAWw

知ってるようで、実は知らない江戸時代。 ー大坂堂島米市場ー

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  これはかなり面白そう。文章も読みやすい。著者の経歴を見たら、なんとビックリ慶応SFC卒。 やっぱり優秀な人は優秀だ(った)。 わかりにくい先物取引についても、理解が(出来れば、ちょっとは)深まりそう。 快著と言って過言ではない、と期待。 うーん、これは頭が下がる。 歴史書としてふつうに面白い。 慶応SFC卒にも、こんな凄いひとがいたんだな。 まあ、江戸時代における米ってのは、現代日本以上に重要な穀物だったもんな。 その価格がどうなるか、というのは、当時の政府である江戸幕府にとっても最重要課題のひとつだったんだろう。 思えば、この2ヶ月近く、読書から遠ざかっていたが、新書一冊でも、良書は長く、しかも安定的に精神的な効用を与えてくれる、という意味で、やはり読書はコスパかなりいい。 読んでいて、ふと思ったのが、江戸時代が曲がりなりにも安定していたのは、米という生産量が限定されている穀物商品に、経済が縛られていたからではないか。 米という現物に経済規模が縛られていたからこそ、政府(江戸幕府)の統制が効く範囲内で経済がまわっていたのではないか。 しかし、明治維新以降、貨幣を本質とした資本主義経済の世界になると、経済規模というものが飛躍的に拡大したと考えられる。 「貨幣を本質とした」ということの含意は、つまるところ、国が(その信用力をもとにして)借金が出来る、ということだ。 日露戦争の戦費調達を、高橋是清が、ユダヤ人資本家のシフから調達したのは有名な話だが、その日露戦争のときにこさえた借金を日本が償還し終えたのは、なんと第二次世界大戦が終わってしばらくしてからのこと(らしい)。 つまるところ、国がその信用力をもって借金ができる、というのは、レバレッジを効かせて大きく経済成長する途を開いた反面、国が財政破綻する可能性を飛躍的に高め、そして、社会が容易に不安定化する途も開いた、と言えるだろう。 翻って、財政ポピュリズムが蔓延する現代日本はどうか。 確かに、国の借金を生み出す大きな原因のひとつは、社会保障費だが、今までは(飽くまでストックの面から見れば)社会保障の恩恵を享けている高齢者世代の貯蓄(ストック)が、日本国債を買い支えていた、換言すれば、国内のストックで日本国債を買い支えていたから、日本国債が安定消化されていたわけだが、もはやそれも限界に達しつつあり、直近では、...

闘う家長

昨日は、 精神錯乱してから 21年ということで、 母親と ふたりで 土浦に旅行に 行って来ました。 お目当ての中華料理店が 定休日だったので、 急遽 スペイン料理屋に入ったら、 すげえ 美味くてびっくりした。 いい気分転換に なりました。 そこで 思ったのですが、 自分は、たしかに 43にもなって 経済的には 親に養ってもらってる 身ではあるけれども、 しかし、精神的な面で見れば、 父親 亡きあとの 小林家を精神的に 支える 支柱としての役割を しっかり 果たしているな、と 思います。 決して 親に甘えているばかりではない。 いわば、小林家の 「家長」 としての 役割をしっかり 果たしている、と 思います。

Googleの生成AIに聞いてみた。結構大事な話。

質問: 財務指標で、企業が、借入金(他人資本)をどれだけ有効活用できているか、を表す指標は、なんですか?   google geminiの回答: 企業が借入金(他人資本)をどれだけ有効活用できているかを示す財務指標としては、主に以下のものが挙げられます。 総資本回転率 計算式:売上高 ÷ 総資本 総資本(自己資本と他人資本の合計)全体で、どれだけの売上高を生み出せているかを示す指標です。借入金を含む全ての資本の効率性を見るため、間接的に借入金の活用度合いも示唆します。数値が高いほど、資本を効率的に活用して売上を上げていると評価できます。 自己資本利益率(ROE: Return on Equity) 計算式:当期純利益 ÷ 自己資本 株主が出資した自己資本に対して、企業がどれだけの利益を上げられたかを示す指標です。借入金を活用することで自己資本に対する利益を増やす効果(レバレッジ効果)があるため、ROEの高さは借入金の有効活用の一つの結果として捉えられます。 ROA(Return on Assets:総資産利益率) 計算式:当期純利益 ÷ 総資産 企業の持つ総資産(自己資本と他人資本の合計)全体で、どれだけの利益を上げられたかを示す指標です。こちらも総資本の効率性を見る指標であり、借入金を含む全ての資産の活用度合いを示します。 より直接的に借入金の活用効率を見るというよりは、借入金を含む企業の資本全体や資産全体の効率性を見るこれらの指標が参考になります。 どの指標が最も適切かは、分析の目的や見たい側面によって異なります。 ご希望に応じて、これらの指標についてより詳しくご説明することも可能です。   質問: ROEを上げるために、企業が株主への配当を増やしたり、自社株買いを行ったりする場合がありますが、自己資本だけでなく、他人資本も有効活用することも大事ではないでしょうか?   google geminiの回答: おっしゃる通り、ROE(自己資本利益率)を向上させるためには、自己資本だけでなく、他人資本を有効活用することも非常に重要です。 ROEは以下の式で表されます。 ROE= 自己資本 当期純利益 ​ この式を見ると、自己資本を減らす(配当や自社株買い)ことでもROEは向上しますが、これはあくまで分母を小さくする方法です。 他人資本を...

錯乱記念日

タイトル、だいぶ強いですね。 2004年5月14日らしいです。 私は 精神錯乱して、措置入院くらいました。 もう、日付なんか 覚えてるわけねーじゃん。 ラリってんのに。 今年は それから21年てことで、 母親と 軽く外食をする予定です。 色々と 思い出すよね。 フツウの人が ある日 突然 錯乱するわきゃないんでさ、 積もり積もって、おかしく なるんで、 それを 辿ったら、そもそも 高校受験まで 遡っちゃうよね。 それも勘定に入れたら、 30年間 お疲れ様でした、って 話になっちゃうよ。