2023年10月25日水曜日

まあどうでもいいんですけどね。

RECRUITの マッチングアプリか なんかの 広告だったか。 「もっと2人になっていく。」 とか 言いながら、 最後は 結婚式で祝福されてる シーンで終わるんだけど、 この2人、絶対2人だけじゃ 不安というか、 関係そのものが 不安定なんだよ。 だから、 結婚式で祝福されてる、という 場、構造、言ってみればフィクションが 必要なのだ。 もう、現実世界では 2人だけの世界は 容易に破綻することが、 うすうす分かってる。 だから、「2人だけ」という 仮構された世界を 承認してくれる 場、構造、フィクションが 必要とされる。 マッチングアプリかなんかの CMだったかな? そして、背後から祝福されて、 振り返る場面で終わっている。 具体的に 2人の背中を押して 祝福する人たちの存在は、 映像に映されない。 なぜならば、彼らを 祝福し、背中を押してくれているのは、 世間一般であるからだ。 決して 自ら新世界へと 足を踏み出すのではなく、 世間から祝福され、 決して 世間には歯向かわず、 たぶん 幸せな結婚生活 しかも 現実的でありながらも、 一抹の ユートピアを予期しながら、 それさえも 世間が包み込んでくれることを 予感させている。 結婚までのプロセスまで アプリに頼っている時点で、 ある意味 他人任せの発想だ。

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