2023年10月3日火曜日
自公政権とは何か ──「連立」にみる強さの正体 (ちくま新書)
これも
ちくま新書
らしい
本格的な内容が
コンパクトに
まとまっていて
素晴らしい。
すげえ
内容が濃い。
海部政権以後の
潮流から
記述がスタートしているので、
海部政権までで
ストップしていた
自分にとっては
ありがたい。
割りと
小刻みに
章立てされているので、
疲れずに
読めるのもいい。
タイトルからすると
局限的内容を
想像してしまうが、
実際には
裾野の広い
現代政治学の成果とも
いえる
内容。
よく出来てる。
・・・今後の勉強の
方向性が
見えてきたぜ。
やはり
経済だけ見ても
片手落ち。
現実の政治も
見ないと。
政治を俯瞰したうえで
経済も見る。
これだ。
・・・うーん、こりゃ
すげえわ。
こんなに本格的な内容が
新書で
収まっちゃうなんて、
いい時代だわ。
日本も捨てたもんじゃない。
・・・面白かった。
最近の新書の傾向なのか、
面白い部分を先に
持ってきちゃって、
学者として、
つまんないけど
書かずに済ませられない、
というところを
後に
持ってくる
編集方針なのかなんなのか、
前半はめちゃめちゃ
面白いけど、
途中から
いきなり
つまんなくなるって
パターンが
多い気がする。
この本も
そうだった。
まあ、そのおかげで
他にも
買い込んで
何冊も
読もうという
気になるが。
それが
狙いとは言わないが、
最近の
タイムパフォーマンス
重視の潮流からすると、
こういう
編集にならざるを得ないのかも
しれない。
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