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社会的協力論

放送大学大学院の科目です。 学部生でも タダで 大学院の 講義を視聴できるのが 素晴らしい。 東証プライム上場企業の 半分近くが PBR1倍割れって、 この国 どうなってんだろう? と マジで疑問が 湧いてきて、 いろいろ漁って みたら、 ふと 坂井素思先生の講義に 行き当たって、 第1回の 講義を 視聴したところです。 やっぱ 目的意識を持って 聞くと、ぜんぜん違って 聞こえるね。 ただの 椅子が好きな おじさんかと思ってた。 実は 相当 深いことを 考えていらっしゃる方だ ということが 見えてきた。 第2回 視聴。 うーん、坂井先生の 仰ってることは 色んな ことに通用するし、 なかなか深いぞ。 これは 凄い講義だ。 第3回 視聴。 所沢市の例。 今晩はもう寝よ。 ・・・モパようございます。 昨晩 坂井先生が 仰ってたことが 完全に頭に 沁み入ってる。 素晴らしい。 第4回 視聴。 神奈川県庁の例。 夜しっかり寝て 朝早く起きる、 という 当たり前のことが ようやく 自然に できるようになってきた。 第5回 視聴。 横浜の映画館の話。 たいへん 示唆に富む 内容でした! 第6回 視聴。 献血の話。 自分は献血したことないし、 よほどのことがないと やろうとも 思わないが、 献血に来るひとが 「なんとなく」 やってきて、 もちろん 金銭的対価を 得られるわけでもないし、 誰か 特定の人に 血液をあげられる という わけですらないのに、 献血制度が システムとして 成り立っている、 というのは、 ランドル・コリンズがいうように 人々は 必ずしも 合理的にのみ 生きているわけではない、 という 好例なのではないかな、と 考えました。 いい話でした! 第7回 視聴。 近代資本主義の誕生。 やっぱり 坂井先生って、 根は 経済学者なんだな。 第8回 視聴。 大規模組織の限界。 大企業病。 オルソンのパラドックス。 まさにこれだ! 俺の実感から言うと、 慶応SFCも、 仮に 8割の学生が まじめに 学問に励んでいても、 残りの 2割が...

鉄鉱石

俺:授業で拝聴した通り、日本が良質な炭鉱に恵まれたのは理解できたのですが、鉄鉱石はどこから調達したのでしょうか? 特に、官営八幡製鉄所で鉄を生産する際、石炭は筑豊炭田が近くにあったことは授業でも触れられていましたが、鉄鉱石はどこから調達したのでしょうか? 残念なことに理数系の知識が欠落している私には、そもそも鉄鉱石とは何なのか、ということすらよくわからないのですが、可能性としては中国のカンヤヒョウコンスかな、と思われるのですが、日露戦争前に既に中国東北部を実効支配、あるいは経済的統制の下に置いていたのでしょうか? 長くなり恐縮ですが、お答えいただければ幸甚です。 先生:小林さん お久しぶりです。 鉄鉱石は、明治初期には、朝鮮、中国東北部(満州)から輸入してたと 思います。日本の産業革命が一応の成果を得た時期、日清戦争から 日露戦争前後までの10数年間で、近代化の基盤となる鉄鋼業を官営にて はじめた八幡製鉄所の大規模な製鉄業のために、「満州」から鉄鉱石を 輸入するようになります。このことも一因となり、日本政府・軍の満州への 侵略が一層促されていきます。 この問題について、たしか『日本の満州支配』という本があったと思います。 金光男 俺:お返事ありがとうございます。 google bardに聞いてみたら、自信満々でオーストラリアと回答してきたので、やはり生成AIに頼るのは危険ですね。 こういうご時世だからこそ、専門家の存在意義は大きいと思われます。 ありがとうございました。