2023年6月2日金曜日

友よ、せめて敵であってくれ。 by ニーチェ (たぶん)

お互い 傷つけないように 表面だけ 取り繕うよりかは、 たまには 罵り合って 激しく 鍔迫り合い するぐらいのほうが かえって 健全なのかもしれない。 そう 考えれば、 今回のことは むしろ 大きな前進と 言えるかもしれない。 ちょっと 考えたけど、 カール・シュミットって ニーチェっぽいよね。 国際連盟なんて 偽善だと 思ってるところとか。 「例外状態」、すなわち 戦争において 国家の本質が現れる っていう 発想も、 お互い 表面だけ 取り繕って 仲の良いフリだけしていても、 それは 真に お互いを尊重している ことには ならない、みたいな。 だからこそ、 友/敵 理論では、 公敵を 私敵と 区別し、 前者は尊敬すら しなければならない、 と 考えるわけだが。 ・・・考えようによっては、 「近代化」によって 逃げ場を喪うのは 日本に限った 現象じゃなくて、 あの時代を 生きた男の 宿命だったのかもしれない。 つまり、 「近代化」によって 逃げ場を喪えば、 最終的には 自らの運命を国家に 托さざるを得ない。 20世紀というのは そういう時代 だったのかも 知れない。 https://www.youtube.com/watch?v=WM8bTdBs-cw

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