2023年4月24日月曜日

ルールか?自由か? その2

https://foetimes.com/2881/  「現在支配的な 思想では、 自由社会の自生的な力を 最大限に 活用するには どうしたらよいか、 ということは もはや 問題にされていない。 それどころか、 予想外の結果を 生み出しがちな 力を 切り捨てようと している。 そして、 人格を 持たない 匿名の市場という メカニズムに 代えて、 意図的に選んだ 目的に向けて 社会の あらゆる 力を 『意識的に』 集約管理する システムの 導入が 試みられている。」 「隷従への道」日経BP p.150 「経済活動を 完全に 中央主導にする という 発想には、 やはり たじろぐ人が多い。 単に それが 途方もなく 困難だから ではなく、 たった一つの 中央当局なるものが 万事を 指示する ことに恐怖を 覚えるからだ。 それでも なお 私たちが そこへ向かって 急速に進んでいるのは、 完全な個人の競争 と 中央管理との間 に 『中庸』 が あるだろうと、 大半の人が いまだに 信じている せいである。 めざす目標は 自由競争による 極端な分権化でもなければ、 単一の計画に基づく 完全な中央集権化でもなく、 両者の いいとこどりをした 体制だと 考えるのは、 合理的な 人々にとって 実に魅力的であり、 さも実現可能にも見える。 だが このような問題に関しては、 常識は当てにならない。」 「隷従への道」日経BP p.190~191

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妄想卒論その7 (再掲)

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