2022年4月11日月曜日

素粒子

ミシェル・ウェルベックの文庫本を読み始めました。野崎歓先生の訳で、リズム感がよくて読みやすい。ただ、何を言いたいのかは、今のところ全くわからない。しかし、何か物凄いスケールの大きさを予感させる。トマス・ピンチョンほど荒唐無稽ではなく、読んでいて苦にならない。分量的にも、超大変ってわけじゃない。

2 件のコメント:

  1. 訳がこなれていて、どんどん読めてしまう。しかし、真面目なのかふざけているのかわからないほど、性描写に拘ったり、そうかと思えば、それが経済学に結び付けられていて、なぜか説得力がある。さすがは「アンチ・オイディプス」を生み出すお国。

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  2. おいおい、こんなのありか?まさか、ちくま文庫読んでてこの単語に出くわすなんて、夢にも思わなかったよ。この単語、日本じゃマンガでもモロには出せんぞ。フランス現代文学はなんでもありだな。

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妄想卒論その7 (再掲)

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