2022年3月8日火曜日
世界史の中の中国文明
シルクロードの中国で南北朝対峙の状況から隋による統一へと向かっている過程で、西方でも大きな動きが現れる。東ローマはササン朝を介在させずにシルクロードの利権(特に中国商品)を掌握するために、内陸・海洋のバイパスルートの開拓を企図。
◎内陸ルート→当時、突厥はササン朝との関係が悪化しており、東ローマと同盟。東ローマは、突厥支配下にあった遊牧国家ハザール経由での交易が計画される。
◎海洋ルート→576年のササン朝のホスロー1世によるイエメン占領によって、東ローマのインド洋進出は阻まれる。西突厥は588~589年の第一次ペルシア・突厥戦争で敗北し、ササン朝の優位は揺るがず。⇒しかし、アラビア半島西岸経由のバイパスルートは依然として機能しており、メッカなどの商業都市が交易活動によって台頭し、イスラーム勃興の呼び水となる。
自分なりのまとめ:東ローマ帝国は、西突厥と手を組んで、ササン朝を経由しない、中国商品を手に入れるルートを開拓した結果、アラビア半島のメッカなどの諸都市が台頭し、イスラームの勃興に繋がった。
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