基本的にテレビは胸糞悪くなるだけだから、見ない。
テレビを見るのが日課の母親が言うには、高市首相がトランプ大統領を「おもてなし」しまくっているのが、ちょっと不満らしい。
まあ、高市さんって、もともとそういう人だよね。
安倍のカーボンコピー。
なんか、安倍を思い出すと、昔を思い出して、胸糞悪くなる。
父親のことだ。
父親は、冷静に考えれば、かなりマシなほうだったと思う。
ただ、父親が生きていた頃のことを思い出すと、マジで胸糞悪くなる。
ふつうは、家族のために仕事をする、というが、小林家は逆で、父親が仕事をするために、家族がサポートする。
そういう一家だった。
ああ、胸糞悪い。
もろ団塊の世代で、バブルの真っ盛りに銀座で豪遊して、でも根っから堅実な人間だったから、投資話に手を出して痛い目に遭う、ということはなく、しかしながら、糖尿病に罹って、タバコも吸っていたから、そのツケは最後にキッチリ落とし前をつける形になった。
全身の血管がダメになって、あっちこっちの病院に、しょっちゅう入院だの手術だのしていた。
そのたびに、オレと母親が、ありとあらゆるサポートをした。
そのくせ、始終イライラして、そのうえ、身体はボロボロなのに、母親の目を盗んで2号さんと逢っていたのだ。
最悪だ。
病院通いで、ムダに姉を呼び寄せれば、ほぼ間違いなく、姉は「なんでワタシだけ家族の犠牲にされなきゃいけないの?!」と泣き叫んで、去っていった。
ほぼ毎回。
なぜ呼ぶのか不思議で仕方なかった。
ムダにカネと権力があると、こういうことになる。
ほんとうに胸糞悪い。
母親から腎臓をもらいながら、10年でダメにし、最終的にはオレから腎臓をもらうつもりでいたらしい。
しかし、もう腎臓をもらったところで取り返しがつかないくらい身体は全身ボロボロになっていたらしく、最後は肺水腫、つまり肺炎で亡くなった。
よほど苦しかっただろう。
臨終の際、面会したが、ちょっと公には言葉では描写してはいけないような有り様になっていた。
人間がガチで酸欠になると、こうなるのか、という。
結局、最後の最後に、落とし前をつけさせられたのだ。
人間はどう頑張っても最後は死ぬ、ということから目を逸らし続け、現世ご利益に妄執した人間の末路は、こんなもんか、と、いい教訓を得た。
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