「カントの読み方」 ちくま新書 中島義道 ー死が怖い、というかたへー
著者の中島義道さんも、若い頃から死が怖かったらしいです。
確かそんなことがこの本のどこかに書いてあった気がします。
気休めになるかはわかりませんが。
カントの読み方としては、すごくユニークだと思います。
カントは3つの大きな「批判書」を書いているのですが、割と「実践理性批判」が知られているようです。
しかし、この本はどうやら「批判書」の最初となる「純粋理性批判」について、核心的な「読み」を提示しているようで、かなり貴重な1冊ではないか、と思います。
あまり厚い本ではない、とはいえ、これで税抜き700円は安すぎですね。
完全にデフレ・スパイラルです。
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