知覚・認知心理学

 テレビ東京の番組で、日本の名門校を紹介する番組があって、六本木にある東洋英和(1880年代に淵源する)という学校が紹介されていたのだが、在校生がいうには、制服がかわいい、と。

特にネクタイ?だかスカーフ?だかの色がどうのこうのと言っていたが、自分には、なんかカナダっぽいな、と感じた。

それは、創立者がカナダ人の宣教師が創立した、という情報を、番組の最初の方で自分が知らされたからかも知れない。

大人になると、何事を認知するにも、何かしら「理由づけ」をしてしまうものだ。

中高生ぐらいの女の子が、「かわいい」と認識したのは、そういう「理由づけ」とはおそらく無関係だろう。

では、なぜ人間は、いつの間にか、なにごとを認識・認知するにも、ある種の「理屈づけ」をするようになるのか?

そもそも、なぜ子供は、それを抜きにして、ある色なり形状を、「かわいい」と感じることが出来るのか?

そんな疑問が湧いてきて、もう科目登録期間は終わっているが、そういう分野を(おそらく)扱っている心理学の放送授業が、放送大学で開講されているので、ちょっとずつ視聴してみよう。

これは本気で取り組むに値するテーマだ。

・・・とりあえず第1回視聴。

めちゃめちゃ面白い!

子供ごころに疑問に思っていた内容が講義されている。

結局は、脳がそういう風に出来ている、というある意味身も蓋もない話ではあるが。


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