民法

 はじめて民法を勉強し始めてから、軽く10年以上経っているのだが、ようやく民法の原則のようなものが見えてきた気がする。

と、いうのも、昨日、アマゾンを騙った?ものから、フィッシング詐欺みたいなメールが来て、もしかしたらこのパソコンも実はウイルスに汚染されているのかも知れないが、そこで、詐欺というものも、決して自分と無縁ではない、どんなに用心深くても、引っかかる時は引っかかる、と自覚した。

人間て、自分は大丈夫だ、という認知バイアスを基本的に持ってる(らしい)ので、なかなか、民法といっても、他人事なのだが、昨日の一件で、我が事と思い至った。

もちろん、放送大学の放送授業で、民法を一通り勉強して、Cとはいえ単位は取ったのだが。

さて、民法ド素人の自分が考えるに、民法の存在意義とは何ぞや?ということであるが、教科書的にいえば、経済活動の円滑化や、他人に被害を与えた人物に制裁を加えることで、公正な社会を実現するとか、色々あると思うのだが、自分としては、個人の、無限責任からの免除、社会的弱者の保護、という観点もあると思われる。

もちろん、規定を定めることで、かえってその裏をかいて、悪さを働くやつもいるだろうが。

いずれにせよ、日本国憲法に定められた、個人の基本的人権を、市民社会において実現する手助けとして民法があるのではないか、とも思われる。

コメント

このブログの人気の投稿

「金融と社会」質疑応答を基にした、Googleの生成AIによる詳細なレポート