赦したわけじゃ、ないけれど。

 ここ数日、ほんとにメンタルしんどいから、何かこれは違うアプローチが必要だ、と思って、考えてみた。

来週末は、高崎で花火大会である。

自分は花火を見ても心を動かされない人間である。

しかし、姉夫婦は、花火が好きであり、高崎の自宅からは、花火がよく見える。

さすがに姉夫婦と直に顔を合わせるのは無理だから、去年も、自分が伊勢崎の東横インにわざわざ泊まって、姉夫婦が高崎に花火大会に来れるようにしたのだが、自分が、伊勢崎の東横インで悪夢を見てしまい、姉夫婦にブチ切れる、ということがあり、下手にこんなことをするものではない、という教訓を得た経緯があり、今年も、間違っても同じことはするまい、と思っていた。

しかし、姉も精神的ストレスがだいぶ溜まっているようであるが、知らんわ。自分で蒔いた種なんだから、自分で刈れや、と思っていたのだが、相手のメンタルがシンドいのがわかっていながら、敢えてそれを絞り上げる、というのは、かえって自分が辛くなる、ということに思い至った。

それがここ最近の自分自身のメンタルの不調であるならば、気に食わないが、譲歩してやろうじゃないか、ということで、今年も別の場所に東横インを予約して、姉夫婦が高崎に花火大会を見に来れるように、配慮してやった。

そうすると、不思議と心が楽になった。

人の心とは、なんとも不思議なものだ。

不調の原因が、思いも寄らないところにあったりする。

どうせ姉は母親にグチばかり言うのだろうが、それを承知でも、なおこちらが譲歩してやらないと、自分自身がキツくなる。

それならば、それを承知のうえで譲歩してやろうじゃないか。

・・・年金おろしてきた。ホクホク。

さて、なんだかんだで、姉夫婦と甥っ子が、来週末高崎に来るらしい。

当然、俺は別の場所で外泊。

ホッとした。

「白か黒で答えるという難題を突きつけ」ないと、埒が明かねーバカっているからね。

ようやく、ようやく、２択問題にたどり着いた。