2024年6月20日木曜日

不胎化されたレポートその13

第13節:読者が物語のなかに入り込み、物語のなかの人物が読者に暗号を送る。 物語とはおよそこんなものなのかもしれない。 実際、物語言説はしばしばこういう世界へのひらかれ方をしているように思える。 語り手は容易に物語のなかに入り込み、またそこから抜け出すなどして、 じつは読者が属する現実もまた寓話の奥行きをもったゲームであることが暗示される。 物語の経験とは、このような暗示の光に一瞬であれ、自分の生が照らし出されることをいうのかもしれない。 だがいまは、多くの人々がこうした奥行きのない現実を生きているかのようであり、 またその痩せた現実の裸形を精確に復元することがリアリズムであるかのように思われがちである。 しかしリアリズムの愉しみのひとつは、精確な作業のはてに、現実を現実にしている、 触れると消える<影>のような次元に接近することではないだろうか。(「ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?ー言語と運命の社会学」内田隆三 岩波書店 p.485)

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ああ、そういうことか(゚∀゚)!

やっぱ 松原先生は 超絶天才だわ。 287ページで、 「これは 資金貸借の面で 貯蓄のうち 国内の民間では 使い切れなかった 貯蓄・投資 差額が、 財政赤字(G-T)分を 政府へ、貿易黒字(X-M)分を 海外に貸し付けていると 読めます。」 と書かれ...