2023年8月12日土曜日

ルカーチ メモその19

<悲劇>とは、 エルンストにとって、 また ルカーチにとって、 必然性の世界を 意味している。 そして、 <我ら高みの人間は 必然性に従い生きる> という ブルンヒルトの 科白にあるように、 悲劇は <悲劇の国に 住むには あまりにも 弱いもの、 あまりにも 低いものを 永久にしめ出す>。 そこで、 <万人に平等の權利 を あたえよという 要請を とことんまで つきつめていった 民主主義者たちは、 常に 悲劇の存在理由を 否定しようとした> という。 184ページ

0 件のコメント:

コメントを投稿

たぶん

思うに、 俺は 調子に乗っていたんだ。 折に触れて あの 政治学入門@三島の レポートは やっぱり ああいう内容に なるのが 必然だ、とは 思うが、 しかし、 俺は この世の中の 政治・経済を すべて 語ろうとした、あるいは 語った気になってい...