2023年8月12日土曜日

ルカーチ メモその32

機械的な 進歩・発展としてではなく、 主体的行為として、 それも 無意識状態、 虚偽意識に 囚われた状態から 意識化へ という 動的な過程として、 このように <歴史> が 思い描かれた点、 このことは、 高度資本主義社会のなかで、 たとえ ルカーチが 考えたような <階級>概念に 現実性が 感じられなくなっているとしても、 示唆するものは 残されているだろう。 312~313ページ

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曽根崎心中 (再掲)

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