ルカーチ メモその25

この最終目的というものは、 闘争の個々の契機が それによって はじめて 革命的な意味を もちうるところの、 全体への関係 (過程として 考察された 社会全体への 関係) なのである。 この全体への 関係は 単純で 平静な 日常性のなかの あらゆる 契機のなかに 内在しているが、 それは 意識されることによって はじめて 現実的なものとなるのであり、 またこのように 全体への関係が 明らかになることによって、 日々の闘争の契機が 現実性をもつ ことになる。 つまり たんなる 事実性や たんなる 存在から 現実性に 高まるのである。 290ページ

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