2023年8月12日土曜日
ルカーチ メモその9
カントの
いわゆる
<三批判書>
では、
理論理性と
実践理性の
位置づけは
明快だった。
それに対して、
両者の中間領域
として
設定された、
美、崇高に向けられた
<判断力批判>
は、
両者では
片がつかない領域、
というその
そもそもの性格からして、
ある意味で
必然的とも
言える
曖昧さを
残さざるを得ない。
だが
この曖昧さによって
むしろ、
対象の
科学的認識を行う
理論理性と、
人と人との間の
関係において
成り立つ
実践理性と、
その
二つの領域の
架橋を
判断力が
なしうるのではないか、
ということで、
近年
再評価の機運が
高まっている。
ルカーチが
美学を構想したのも、
まさに
新カント学派の
二元論を
前提としつつ、
端的に言うなら、
美の領域でこそ
主体と客体の合一の境地
を
達成しうる、
という
目的意識に
貫かれている。
151~152
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