ルカーチ メモその30 核心部分

<物神的性格> が 問題になるのは、 マルクスにおいては 商品世界特有の こととしてだった。 人間の労働が、 個人的な 質を離れて 計算可能な 商品という <物> の価値で測られる、 という 事態だ。 主観的な 価値が 交換価値によって 測られる 商品に即して 現れてしまうような 事態を 彼は <物象化=即物化 Versachlichung> と 呼んでいた。 これを ルカーチは意識の <物象化=事物化 Versachlichung> にまで 拡張したのだった。 310ページ

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