2023年6月20日火曜日

頼介伝 苦楽堂 松原隆一郎

来週の 面接授業までに 読んでおいて 欲しい、と シラバスに書いてあった ので、 読み始めた。 ご自身の 祖父の足跡を辿る、 という話なので、 てっきり 学歴が立派なかたの 自慢話かと 思ったら、 副題にある通り、 「無名の起業家が生きた もうひとつの 日本近現代史」だった。 あまり ご本人の 学歴がいかめしいと、 逆に 先入観持たれるから 大変だ。 内容も 日本近現代史が好きな 自分にとっては 非常に興をそそられる内容。 さすが 教育者。 来週までに 読まなければ。 とりあえず 一晩で 自分が興味ある 時代くらいまでは読んだ。 だいたい 支那事変あたりまで。 それ以降は あんまり興味ない。 しかし、 著者の祖父の足跡を 辿りながらも、 日本近現代史として うまく まとまっているのには 敬服する。 ・・・単なる 日本経済史としてでなく、 そこに 生きた 人間が 描かれていて、 非常に 面白い。 ・・・自分が 目指してたものって、 こういうこと なんじゃないか、と 思えてくる。 その お手本を 見せてもらった。 面接授業が楽しみだ。 ・・・本読むにしても、 勉強するにしても、 一区切りつく、あるいは 自分の中で 腑に落ちるまでは、 自分でも 自分のスイッチを 切れなくて、 ついつい 寝不足になってしまう、というのが 昔からの 習い性になってしまっている。

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