隔世の感

「華麗なる一族」を読んでいると、 政官財の癒着ってこういうもんか。 と痛感させられて、非常に勉強になる。 これはこれで、 日本がうまく行ってたうちは、強みだったんだろうけど、 さすがに今はこんな関係じゃ日本の現状を捉えられない。 今は、良くも悪くも民主的になったと思う。 選挙制度の改変で、 政治家も小粒になり、 官僚も天下りがバッシングされて、 優秀な人材が集まらなくなった。 そして、マスコミも、 古舘伊知郎のように、ただ官僚を言葉巧みに悪者に していればいい、という時代でもなくなった。 結論から言えば、 有権者がちゃんとした政治家を選ばないと、 その有権者の代表としての政治家の「質」が、 モロに国民の生活、将来に跳ね返ってくる、 ということを、国民がもっと自覚する必要がある。 ガーシーとか生稲とか選んでる場合じゃねえ。 既存のマスメディアも、 時代の変化に十分にキャッチアップしているとは思わないが、 有権者は、 もっと賢くなる必要がある。 繰り返すが、国民の代表としての政治家の「質」が、 国民の生活、将来に、ダイレクトに反映される時代になった。

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