所得効果

消費者行動の分析において,任意の財の価格下落はより高い無差別曲線の実現をもたらす。高次の無差別曲線の実現は,価格を一定にして貨幣所得が増大しても可能であり,そのように仮説的に考えられた貨幣所得の増大による当該財の需要量の変化を,その財の価格下落に伴う所得効果という。普通には所得効果はプラスと考えられるが,それがマイナスであるような財は下級財と呼ばれる。 有斐閣経済辞典第4版

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