2022年5月2日月曜日
円キャリートレードとは何か?その2(野間敏克先生より)
質問:円キャリートレードというのがよくわからないのですが、日米金利差で円安ドル高が進行するなか、ドルを持っている人が、円を買って、より安くて金利の高い海外通貨で稼ぐ、という意味なら、わからなくもないですが、それだったら最初からドルで円より安くて金利の高い通貨を買えばいいと思われますし、円キャリートレードとは一体なんなのかよくわからないのですが。旧民主党政権の時にもそういうことがありましたね。回答:インターネット上にたくさん情報はありますが、どれも文章説明だけで、図を使った解説がないようなので分かりにくいのかもしれません。
この取引のスタートは現在「①低金利の円を借りる」です。それを「②ドルに替え」て「③高金利のドル資産で運用する」。そして将来「④稼いだドルを円に戻し」て、「⑤借りていた円を返済する」で完了です。
この取引が活発に起きるのは、まず①(⑤)と③を左右する日米金利差です。現在米国で運用した方が有利で、今後も金利差は広がると「予想」されます。もうひとつは②と④で、現在円安なので円をドルに替えることは損に思えます。しかし将来もっと円安になると「予想」すれば、④で円に戻したとき、多くの円に替えることができます。
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