2022年5月18日水曜日
価格転嫁
企業物価は諸外国なみに上がってるのに、それを最終製品に転嫁できなくて困ってる業界もあるみたいね。飲料業界とか。ビールとか、ただでさえ税金対策で涙ぐましい努力で新ジャンルを開発してきたのに、円安と原材料価格高騰で、コストが激増してるのに、最終製品に価格転嫁できなくて、株も下がってる。アサヒとか。安倍が言ってたのは、インフレを起こせば、最終的に賃金が上がるってことだったけど、いくら企業物価があがっても、最終製品に価格転嫁できないんじゃ、賃金上がるわけねーじゃん。もちろん、デフレは実質賃金を上げるから、期待インフレ率が上がること自体は消費を喚起するけど、経済成長なきインフレは、消費者にとってはマイナスなので、その埋め合わせに財政出動が要請され、財政は悪化するから、それを防ぐためには、政策割当の原理に従えば、増税せざるを得ない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
妄想卒論その7 (再掲)
「ウォール街を占拠せよ」 を 合言葉に 米国で 反格差のデモが広がったのは 2011年。 怒りが新興国に伝播し、 米国では 富の集中がさらに進んだ。 米国の 所得10%の人々が得た 所得は 21年に全体の46%に達した。 40年で11ポイント高まり、 ...
-
2021年の大河ドラマは、渋沢栄一を扱っていたが、蚕を飼って桑の葉を食べさせているシーンがあったが、蚕を飼うということは、最終的に絹を作って、輸出するということだから、既に世界的な市場と繋がっていて、本を辿れば、あの時代に既に農家も貨幣経済に部分的に組み入れられていたということ。...
-
もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいな...
0 件のコメント:
コメントを投稿