2022年4月13日水曜日

読了

「素粒子」読み終えた。2日で読めたね。中盤までひたすら猥談を繰り広げて、この本は一体なにをどうしたいんだろう?と思いつつ、なぜか面白いからどんどん読んじゃったけど、終盤になって急にシリアスになって、しかもそれまでの猥談を伏線として、すべてではないかもしれないけど、回収して、壮大なスケールのSF作品でもあり、西欧文明、あるいは人間の営み全体そのものへの弔辞でもあるような、とにかく凄い本だった。これは事件です。

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