2022年3月7日月曜日

ISバランス

経済全体としてのISバランスとは、国民経済計算の蓄積勘定に記録される国内資本形成(投資)と貯蓄との差額のこと。それは(-1)×経常収支に等しく、したがって外貨準備増減を含めた資本収支に等しい。他方、部門別に見たISバランスとは、ある部門の資本形成(投資)とその部門の貯蓄との差額である。資本形成が貯蓄を超過する部門は、貯蓄不足部門あるいは投資超過部門と呼ばれ、資本形成を行うために不足する資金を調達しなければならない部門である。逆に、貯蓄が資本形成を超過する部門は、貯蓄過剰部門あるいは投資不足部門と呼ばれ、蓄積資金の供給部門である。 有斐閣経済辞典第5版

0 件のコメント:

コメントを投稿

元ネタ:「やさしい経済学」 ー資金循環で見る日本企業の姿ー 帝京大学教授 田中賢治 Googleの生成AIに書いてもらった。 (再掲)

  日本企業の資金余剰と経済成長への課題:背景、現状、そして持続的成長に向けた提言  I. はじめに 本レポートの目的と構成  本レポートは、日本経済が長年にわたり直面している企業部門の資金余剰問題に焦点を当て、その背景、設備投資の現状、余剰資金の具体的な使途、そして持続的な経済...