2022年3月4日金曜日

金融緩和の陥穽

これは定説というわけではありませんが、金融緩和政策というのは、金利を低下させることで、本来は未来で消費されるべき需要を、現在に前倒しして消費する、という効果があります。 従って、大規模な金融緩和を続ければ、いずれ需要を消費し尽くして、需要不足で景気が低迷することは、十分考えられることです。 ここで、マネーは余剰にあるのに、市中で廻っていない、ということで、財政出動するのは、一面の真理ではありますが、あまり得策とは思えない、というのが個人的な見解です。 それは、あたかもマッチ売りの少女のようなものです。 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220222-OYT1T50207/

0 件のコメント:

コメントを投稿

世界史の中の中国文明@さいたま (再掲)

シルクロードの中国で 南北朝対峙の状況から 隋による統一へと 向かっている過程で、 西方でも 大きな動きが現れる。 東ローマは ササン朝を 介在させずに、 シルクロードの利権(特に中国商品) を 掌握するために、 内陸・海洋の バイパスルートの開拓を企図。  ◎内陸ルート→ 当時...