森本先生より

『こころ』の先生とKの関係は言い得て妙、と、つくづく。 原罪とまではいえないものを負債として抱え込むところから、 あの物語は出発するのですね。山崎正和だったでしょうか、 罪があるのではなく、罪の意識で縛り付けることで自分の存在の 意味を生みだしているのだ、といったような趣旨の既出論文が ありました。「明治―明治天皇―明治の精神」はもう少し 微妙な話になるかとは思うのですが。

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