「官邸主導」と派閥争い
政治の世界も、官邸主導という言葉が人口に膾炙しているように、首相の権限が強くなる傾向にあるけど、安倍とかトランプ大統領みたいに、自分の任期の間さえ良ければいい、というモラル・ハザードを引き起こしてる。
もちろん、政治家というのは本来そういうもんだけど、アメリカの場合は、共和党と民主党の二大政党制による相互牽制が効いてるから、権力の腐敗を防ぐ構造が出来上がってるけど、自民党が、安倍一強と言われるように、党が首相に逆らえなくなると、野党が政権担当能力がない現状において、官邸に掣肘を加える存在がいないのは、構造的に不健全。
これは、小選挙区制の弊害ともしばしば言われるけど、一見醜いように見える派閥争いも、トップの暴走を抑制する、という意味では、全員イエスマンより全然マシ。
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