2022年3月8日火曜日
なぜ日本は近代化に成功したか
三谷太一郎先生が、確か岩波新書で書いてたけど、日本がなぜ近代化に成功したかというと、政治機構、あるいは官僚機構が、上は将軍、下は下級官吏に至るまで、権力の相互抑止が効いていたからだ、と書いてた気がする。
中国の清朝末期になると、余りに多くの人民と、それに比して余りに少ないエリート官僚がいて、そのトップにカリスマとしての皇帝がいる、という仕組みになっていたらしい。
確かに、清朝になると、カリスマ性の強い皇帝が現れるけど、それは、トップのカリスマ性がなければ国を統治出来なかったことの裏返しとも言われている。
明治維新を経た日本でも、少なくとも初期の頃は、大久保利通が明治天皇にアドバイスしたと言われるように、天皇の行いが、天下万民ごもっとも、と思われるようでなければならない、と助言したように、(明治)天皇に対しても、権力の抑止が効いていた。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
元ネタ:「やさしい経済学」 ー資金循環で見る日本企業の姿ー 帝京大学教授 田中賢治 Googleの生成AIに書いてもらった。 (再掲)
日本企業の資金余剰と経済成長への課題:背景、現状、そして持続的成長に向けた提言 I. はじめに 本レポートの目的と構成 本レポートは、日本経済が長年にわたり直面している企業部門の資金余剰問題に焦点を当て、その背景、設備投資の現状、余剰資金の具体的な使途、そして持続的な経済...
-
日本の家計国際投資、財政、経常収支の相互関係に関する深掘り分析 I. はじめに:日本のマクロ経済構造における家計国際投資、財政、経常収支の相互関係 本レポートの目的と分析の視点 本レポートは、日本の家計による国際投資の動向が、国の財政の持続可能性および経常収支に与える影響について...
-
日経新聞の 終面に、 「蛇でつながる世界」 と 題して、 古今東西の 蛇にまつわる 美術品を 通して、 その寓意を探る、 という 連載をやっていて、 頭の中で 放送大学の 「原典で読む日本の思想」 (賴住光子) の中の記紀神話と、 「精神分析とユ...
0 件のコメント:
コメントを投稿