2022年3月6日日曜日

松方デフレと自由民権運動

松方デフレも、西南戦争で戦費調達の為に紙幣を乱発したために、インフレが起きて、米価が高騰して地主が潤う反面、地租改正で小作農は困窮し、また不平士族の残党が、自由民権運動に走って、米価が高騰した為に金がある豪農の資金が、自由党を中心とする自由民権運動の資金源になっていたために、そういう豪農から資金を巻き上げる為に、敢えてデフレ政策を断行したってことらしい。 実際、松方デフレの後に、追い詰められた自由党員が、加波山事件や、秩父事件を起こしている。

0 件のコメント:

コメントを投稿

妄想卒論その7 (再掲)

「ウォール街を占拠せよ」 を 合言葉に 米国で 反格差のデモが広がったのは 2011年。 怒りが新興国に伝播し、 米国では 富の集中がさらに進んだ。 米国の 所得10%の人々が得た 所得は 21年に全体の46%に達した。 40年で11ポイント高まり、 ...