労働生産性
労働生産性を上げるって、言うのは簡単だけど、実際には根深い話なのかもね。
以前、放送大学の原田順子先生の「人的資源論」の面接授業がたまたま前橋の群馬学習センターでやってたから、履修したけど、その時に聞いた話で、戦後GHQと、(当時)労働省の有名な役人が大喧嘩して、GHQは、まず仕事を作って、人を集める、という方針だったけど、労働省の役人は、まず労働者が最低限生活できる仕事量を割り出して、それに見合う仕事を確保すべきだ、と主張したらしい。
ところで、このコロナ禍で、アメリカは失業者が大量に発生して、逆に労働生産性が向上したらしい。
少ない労働者で、より多くの生産をあげるために。
それどころか、いったん失業した労働者のほうが、かえって復職してから、辞めなかった労働者よりも、高い賃金を得ているなんて話も。
そこまで根深い話だと、ちょっともう小手先では日本の労働生産性を上げるのは、無理があるという感じがしますね。
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