2022年3月7日月曜日
コスト病
坂井素思先生の授業で、椅子産業は大規模化と小規模化の2極化してきた、と語るんだけど、労働生産性の低い小規模な椅子クラフツが生き残る説明として、ボウモルという人のコスト病という考え方を提示されてるんだが、これ、本読んでいまいちよくわかんなくて、映像授業見てもよくわかんなかったんだけど、例えば、新宿御苑の入園料が、とてもコストに見合わないように、必ずしもすべての財に対して、正当な費用が徴収されているわけではない、と言いたいのかな?
確かに、そういうものが残っている社会というのは、豊かな社会ではあると思う。その豊かさを数値で測ることは難しいだろうけど。本も併せて読んだ感想としては、坂井先生はむしろそこに椅子クラフツの意義を見出しているように感じた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E7%97%85
登録:
コメントの投稿 (Atom)
曽根崎心中 (再掲)
愛という感情が日本の歴史上にも古くから存在していたことは、源氏物語にも書かれていることで、わかる。 しかし、日本の宗教観念には、愛を裏打ちするものがない。 改行(節目節目で改行がある方が効果的。以下、同じ。) 曾根崎心中は、男が女郎をカネで身受けしようとするが、心中する、という悲...
-
2021年の大河ドラマは、渋沢栄一を扱っていたが、蚕を飼って桑の葉を食べさせているシーンがあったが、蚕を飼うということは、最終的に絹を作って、輸出するということだから、既に世界的な市場と繋がっていて、本を辿れば、あの時代に既に農家も貨幣経済に部分的に組み入れられていたということ。...
-
もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいな...
0 件のコメント:
コメントを投稿