共産主義とファシズム

ナチズムの失敗によって、ファシズムにはネガティブなイメージしかないが、ワイマール体制時代には、共産主義に対抗する有効な手段として、ファシズムはむしろ肯定的に捉えられていたらしい。 日本でも、昭和天皇というのは、明治天皇の再来であって、右翼の理想は、二重橋で昭和天皇を胴上げすることだったらしい。(原武史) 政党の腐敗に失望した国民が期待を寄せたのが、現人神としての昭和天皇だったというのも、今から見れば滑稽だが、共産主義が隠然と影響力を保持していた当時は、それも選択肢のひとつだったのだろう。

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