2022年3月6日日曜日
無責任とエージェント制
オリンピックにしても、熱海のメガソーラーにしても、国の責任にして思考停止してる気がするけど、歴史的に、日本人が、国家との関係を社会契約論的に考えたことがないんだから仕方ないけど、国とか行政っていうマジックワードを出した途端、それを悪者にすることで全て解決したように考えるのは、間違いじゃない?
なんで、自分の事として考えられないの?
国とか行政のせいにして済ませるってのは、結局、問題を自分の事として考えることを放棄してるってことでしょ?
政官財の癒着とかいうけど、ぶっちゃけ父親は、最後は生コンの全国組織に所属してたから、官僚とかともよく話してたみたいだけど、例えば、東北地方に巨大な防波堤築くのも、確かにそれで業界は潤うし、自然も破壊されるけど、じゃあ、逆に、防波堤造らなかったら、世論が黙ってないでしょ?
そういう意味じゃ、日本は紛れもなく民主主義国家なんだよ。
結局、国がとか行政が、とか言いながら、最後は国民が、問題を自分の事として考えてるかどうかなんじゃないの?
とはいえ、確かに、国を代表する企業とはいえ、東芝みたいな会社が、株主総会で経産省に助けてもらったりしてて、全然ガバナンス効いてないけど、どんな大企業とはいえ、本来は、株主総会という民主的な手続きが最高の意思決定機関として存在するわけだけど、村上ファンドとかライブドアとかが、株主主権を唱えて、注目された頃、世論は、彼らを、カネの亡者みたいたに攻撃して、会社は誰のものか?という議論が沸騰したけど、結局はうやむやになって終わった。
あそこで、株主主権という考え方の意義をもっと真剣に考えて、もしその流れを止めなかったら、日本企業はこんな凋落を免れたかも知れない。
確かに、ブルドッグソースみたいな会社からすれば迷惑なだけかも知れないけど、企業は常に資本効率を意識した経営を心掛けるべきで、ひたすら同じ製品を同じように作ってればいいってもんじゃないし、そもそもそんなこと自体が無理なんじゃないの?
政治の話に戻ると、今は、ツイッターで呟くだけで、デモが起きる時代なんだから、国民の声が反映されないなんてイジケテないで、声を挙げて、選挙に行けばいいんだよ。
小選挙区制になって、より民意が反映されるようになって、選挙結果が極端になるようになったけど、それだけ、国民の意識と責任が問われるようになったということを自覚しないといけない。
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元ネタ:「やさしい経済学」 ー資金循環で見る日本企業の姿ー 帝京大学教授 田中賢治 Googleの生成AIに書いてもらった。 (再掲)
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